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足跡に、吹雪を

此処には何も残らない

Dear you

あれは確か中学生のときだったと思う。日本の中学生の日常と言ったら、海外の中学生のようにホームパーティーでお酒を飲んでマリファナなんかのドラッグを楽しんでその日気に入った人とセックスをしたり、暴れて喧嘩したりするようなことは滅多にない(僕の周…

生きること とは

小学校から帰ってきた少年は、公園で友達と遊ぶ。明日の心配などなく、服を泥んこにして駆けずり回る。鐘が鳴って帰宅し、夕飯を食べて風呂に入り、という1日の終わりの流れに息がつまる思いを感じながら、少年は床につく。 僕の人生において、平凡な日常は…

勃然と焦燥

命は、一人に1つのはずだろう? 障子でぼんやりとした光で目を覚まし、たまに干すぐらいの布団と畳の匂いに気づき、深呼吸をする。 そんな朝のひと時は、もう何年も… いや、一度もないかもしれない。 僕の命は、 学校に行かされ、塾に行かされ、大学に行か…

悪魔の行く末

僕は天使を一度も、 見たことも、感じたこともない。 天使の反対側、裏側、はたまた根を通して繋がっているのは、あくまで対義語的な位置として、悪魔であろうと思う。 神はどうやら独裁者、唯一の存在らしい。が、これもまた反対に悪魔がいると言うこともで…

衝撃の行方

こびりついた何かが身体中を駆けずり回るごりごり と静かな雨上がりの夜に信号が青で道を照らすこの先には何もないだろう冷たい空気を吸い込んで魂を少し 押し込んだ静かな雨上がりの夜に雲間から月が道を照らすこの先には何があるだろう淀んだ空気を切り裂…

気づけばいつもボロボロで、取り返しのつかない過去に絶望しては、どうにもならない未来に目を細めている僕は生きている君も生きているだろ?なぁ、眩しくないかい?さぁ、暗いかもしれない配達中に足首を豪快に捻った。深夜、他人の家の庭で震えながら倒れ…

表面張力

たぶん、子供の頃にみんなが経験することだと思うのだけど、牛乳でも麦茶でもたくさん飲みたくてコップ一杯まで、溢れるまで注ごうとするとコップの縁を少しだけ超えて、そのヘンテコな目の前に起きている現象になんだかワクワクして親に報告すると、それは…